こんにちは、まみるです。
私は、ストレスを溜めやすいタイプで、病気を発症しました。
病名は、膠原病の1種である関節リウマチです。
自己免疫疾患ですね。
自分の身体を自分で攻撃するという免疫異常です。
最初は、腱鞘炎かと思いました。
私は、関節リウマチだと分かるまで半年かかりました。
もし同じような症状で、辛い思いをしている人がいたら早く診断され内服治療を始めた方が良いので、私が関節リウマチだと診断されるまでの経過をお話しします。
最初は、手から始まった。

私の最初の症状は、手でした。
仕事で、手を使いすぎ手を痛めたのかと思う程度でした。
数日後、手首が痛くなり腱鞘炎かと思いました。
そのまま整形外科へ行きました。
整形外科で、痛み止めの作用がある漢方が処方されました 。
暫く整形外科へ通い治療を受けました。
確かに、受診した時は症状は楽になりました。
しかし、日に日に痛みが移行する感じがあり、次第に手首だけでは治まらなくなりました。
顎が痛くなったり、両肩が痛くなったり…
仕事にならないくらい痛みが強くなる日が増えていき、仕事を休む事が多くなりました。
あまりにも痛みが強く、市販の痛み止めを飲んでも全然効かない..
もう痛た過ぎて、呼吸が荒くなる感じです。
痛みが治まるまで、何も手につかない状態..
肩があまりにも痛い時があり、整形外科でレントゲンを撮ると「石灰化している」と言われ、注射を打ってもらう事がしばしばあり
注射を打ってもらってもその時だけで、暫くするとまた痛みがぶり返す..
痛みが出る度に、整形外科へ行き注射を打ってもらう日々が、数ヶ月続きます。
痛みがあちこちに出始める

最初は、手首から始まった痛みが
顎、肩、腕、太もも、足首…
徐々に、痛みの範囲が広がっていきました。
整形外科に通い続けるも全然よくなる気配がありません。
逆に悪化していく..
日によっては、痛みが強く両足が腫れ上がる
床をほふく前進のようにして移動
市販の鎮痛剤を飲んでも効かず
1日の服用回数など守ってられない程の痛み..
湿布などを貼っても気休め程度
「もう自分の身体に何が起きているのか分からない」状態でした。
頼みの綱である整形外科に行っても原因は分からず..
暫くそんな日々が続きます。
痛みが左右対称に出始める

関節リウマチの特徴って、左右対称に痛みや症状が出たりします。
私は、良く足首が腫れ上がり痛みで歩くのがやっとの時がありました。
湿布を貼ってしのいだり
関節が痛むので、接骨院に行ってマッサージをしてもらった事もありましたが、関節リウマチには逆効果です。
痛みが増しました。
最初の手首の痛みから始まり、気付けば半年程経っていました。
整形外科に通い続けても一向によくならない..
まだ30歳手前でした。
整形外科の先生もまさか、30歳前の女性が関節リウマチとは予想が付かなかったのでしょうか?
セカンドオピニオン

あまりにも良くならないので、この半年間の症状をメモにまとめ
今思えば、紹介状を書いてもらえば初診代が安かったのですが..
「あまりの痛さの日々に限界を感じ」紹介状も持たず総合病院へ受診しました。
関節の痛みには変わらなかったので、素人目で考えたら整形外科しか思い付かなかったんですよね..
総合病院に行っても初診は、整形外科を受診しました。
総合病院の整形外科で、半年間の症状の書いたメモと今までの全てを話したら一発でした..
総合病院の先生は、一言..
「もしかすると、関節リウマチかもしれないから血液検査しましょう」と..
「関節リウマチ..」
町医者の整形外科では、一切出てこなかった病名..
それに、血液検査も一切やらなかった..
血液検査をしたら直ぐ判明

半年間注射をしたり、電気をあてたり、マッサージをしたり何しても治らなかった原因が、血液検査をして一発で、判明しました。
リウマチ因子を示す値が、基準より高かったのです。
「あ..数値出てるから..関節リウマチだね..」
で、続けて一言
「関節リウマチは、整形外科じゃないんだよ」
と、「え?違うの?」という感じでした。
関節リウマチは、総合病院ではアレルギー膠原科といって内科になると言われ
受診した日が、ちょうど担当の先生のいる診療日じゃなく
翌日が、診療日だと言われ
その日は、鎮痛剤だけ出され帰されました。
でもその鎮痛剤が、今までの痛みが嘘のように楽になったんです。
総合病院の整形外科の先生は、一言..
町医者で痛み止めと言われ処方されていた漢方について
「あ..これ痛み止めじゃないから痛み止めの作用はあるけど..」
「これ飲めばだいぶ楽になると思うから取り敢えずこれ飲んで、明日アレ膠科受診して」と..
もう泣けました..半年間痛み止めと信じ飲んでいた漢方が痛み止めではなく、総合病院で出された鎮痛剤を飲んだら即効効くという..
リウマチになると、市販の鎮痛剤でも飲まないよりは多少気休めになりますが、弱いので劇的には痛みが和らがず..
リウマチに関しては、やっぱ医者から処方された鎮痛剤の方が、即効性がありました。
アレルギー膠原科(内科)

翌日、アレルギー膠原科を受診し
前日の血液検査の結果を確認され半年間原因不明の激痛の原因が、やっと判明しました。
【関節リウマチ】でした。
30歳手前にして、関節リウマチになりました。
なる原因は、きちんと判明されていませんが、ストレスも要因の一つだそうです。
私は、ストレスを溜めやすいタイプだったので、それが原因かと思っています。
セカンドオピニオンの必要性

自分にある症状があり、治療を受けていても一向によくならない場合、違う医療機関の先生に診断をお願いする事は、必要なことです。
万が一手遅れになれば、今より悪化している可能性もあるからです。
私は、町医者であのまま治療を続けていたら悪化し、今現状の状態に戻れなかったかもしれません。
正しい診断を受け、治療を開始

症状が出始めてから半年後になりましたが、関節リウマチの治療が始まりました。
関節リウマチは、今はそこまで難病扱いされていませんが、未だに完治はしません。
内服治療で、症状を軽くするか進行を抑える治療です。
私の場合は、内服治療が上手く行き寛解(かんかい)といい、内服で症状が抑えられ普通に日常生活を送れる状態に戻れています。
日常生活を送れる状態に戻れていると言っても完璧に、病気前のようには戻れません。
体調不良時などには、痛みが出たりします。
寒い冬などには、痛みが出やすかったり..
ただ症状が抑えられ、病気前に近い日常生活が送れているという状態です。
関節リウマチは、早く診断され早い段階で治療を開始した方が、症状の進行を抑えることが出来る可能性があります。
私は、症状が出始めてから半年後から治療を始め、内服の調整が上手く行き、何とか日常生活が送れる状態に戻れました。
なので、自分の身体に異常が出たら迷わず大きい総合病院や大学病気など、検査機関がしっかりした病院へ迷わず行く事をお勧めします。
まとめ
今回は、自分の病気(関節リウマチ)の発症から診断までの経過をお話しました。
関節リウマチは、早い段階での診断と早めの治療が必要です。
私のこの経験が、同じような状態の方の助けになれば幸いです。
自分の身体なので、おかしいと思ったら迷わずセカンドオピニオンをし、総合病院など大きな病気へ受診して下さい。
自分の身体なので、自分を大切にして下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。