心の話

子供の不登校で行き詰まった時の考え方【シンママ編】周りに協力してもらいましょう。

悩実さん

仕事しないと生活できないし..

子供は不登校で、毎日のように学校から電話来るし..

もうノイローゼになりそう..

どうしたらいいの..

そんな悩みを軽くできるよう私の経験談をお話したいと思います。

こんにちは、まみるです。

私は、シングルマザー歴云十年です。

今まで、いろいろな事がありました。

そんな中でも仕事と子育ての両立を一人でやるのが、ほんと大変でした。

でも身近に協力者や相談相手が中々いない場合、1人である程度はやっていくしかないですよね。

そんな困難が立ちはだかった時の考え方を少しお話したいと思います。

参考になれば幸いです。

子育ての最大の難題:不登校

私がした子育てで1番難題だったのが、子供の不登校でした。

この時が1番辛かったです。

まず仕事に行くと、学校から電話がかかってくる。

この毎日電話が来る..

これが、私にとってノイローゼになりそうなくらい苦な事でした。

特に、親にもあまり頼れない..

子供を見ててくれる人がいないシングルマザーにとっては、もう八方塞がりです。

働かなくては家族皆餓死だし..

でも子供のことも考えなきゃならないし..

で、親からは『どうにかしろ』と責められるので、頼れそうにない..

この時期が、かなりのストレスでした。

さて、頼る相手がいないシングルマザーの場合どうして行ったらいいのか

楽になる考え方

私がしたこと

①優先順位を決める

  • 私は、普段通り仕事に行く
  • 私が仕事を遅刻か休みを取り、子供を意地でも学校に行かせる

うちの場合、『この子は危ない事はしない』という感じがあったので、仕事に行く方を選びました。

追い詰めて、今以上に精神崩壊させてしまうのなら行きたくないと言っている学校には行かせず、家で好きな事をしててもらった方が安心だと思ったからです。

働かなくては、生活もかかってますしね。

危険な感じがする場合は、子供と一緒にいる方を選んであげてください。

②学校の先生達を頼る

私の場合、もう学校に来てないという先生からの電話に開き直っていました。

あぁ…また行ってないんですね。

家にいると思います。

もう自分の精神も保つ為です。

うちの場合、私がひとり親なのを理解してくれており、とても協力的な先生方だったので、合間を見て家に様子を見に行ってくれるような先生達でした。

当時は、とてもお世話を掛けました。

子供の不登校きっかけで、先生達と接する機会が多くなり、お陰でフレンドリーな関係になりました。

でもひとり親、シングルマザーの場合

このくらいで良いと思います。

全てを自分一人で抱えていると、自分が潰れます。

  • 一人で抱え込まない。
  • 親などの身内にあまり頼れない場合、身近な先生達を頼る
  • 先生,職場の人,友人など相談相手を作る
  • 子供が学校に行っていない!という事を恥ず、相談できそうな人達に話す。

話すだけでも気持ちがだいぶ楽になります。

今は、不登校の子がほんと多いです。

シングルマザーだから不登校になるという訳では無いです。

両親が揃っていてもなります。

私の周りにも何人もいました。

今は、子供も落ち着いたので、経験からアドバイスする側になっています。

③ある程度子供の精神が安定したら家の手伝いをさせる

不登校最初の頃は、もう毎日大喧嘩をしているレベルでした。

理由を聞いても話さない..

部屋からも出て来ない..

何も話さない子供にイライラ、そして大喧嘩..

数ヶ月は、そんな日々が続きました。

はい、私も諦めました。

①で伝えた【優先順位を決める】というのは、この数ヶ月を経ての結果です。

もう行きたくないとなったら子供の行かないという意志を認めてあげて下さい。

でもずっと引きこもり続け昼夜逆転し、外に出られない..なんてなったらもっと状態が悪化します。

この子の将来のためになるのだろうか…

そんな思いが過ります。

そこで、家にいるからには役割を与えました。

家の手伝いをしなさいと

皿洗いでも洗濯物を取り込むのでも何でも良いんです。

手伝いをしてもらいながら私が仕事をしている間は、自分の好きな事をしていてもらいました。

  • 本人の好きだと思う事を存分にやらせる
  • 家にいるなら手伝いをさせる

④少し落ち着いて話が出来る状態になった時は、自分の失敗談も踏まえ将来の話をする

私は、自分の経験から失敗談を話し将来の話を良くしました。

私のようになると苦労する。

しっかり自分一人でも生きていける土台を作りなさいと

私の現状が、苦労しているように見えたのでしょう。笑

子供は納得しているように感じました。

子供を不登校から立ち直させる次のステップです。

⑤学校以外の居場所を作ってあげる。

不登校になってから1年くらいでしょうか

その間に、私はいろいろ市の不登校に関する機関を調べました。

そして、見つけたんです!

市でやっている不登校専門の学校を

意外と先生達は、そこは教えてくれなかったんですよね。

自分で調べて、逆に先生に尋ねました。

そしたらそういう機関がある事を初めて教えてくれました。

先生達は、先生達でどうにかして学校に通ってもらいたいのでしょう。

でも私は迷いはありませんでした。

その学校に通わせたいです!

子供にも話をし、許可を取り不登校から1年後

久しぶりに、学校というものに通うきっかけ作りをしました。

この学校は、本来の学校より時間が短く

本人の意思に任せる感じでした。

基本は学校と一緒で、休む時,遅刻する時は連絡が必要でしたが、もし連絡できなかったとしても責めることはしませんでした。

その学校に通い始めても暫くの間は、思うように登校できず、中々毎日行くというのは出来ませんでした。

私は、子供の都合に合わせてくれる職場が見付かったので、転職し子供の送り迎えを暫くやりました。

思うように行かない日もありましたが、学校の先生達の協力もあり、子供は徐々に生活リズムを取り戻しました。

その後、自分で買い物をしに近所を出歩けるようになったり、家でも部屋に引きこもることも減り少しずつ明るさが戻ってきました。

⑥その他、親以外の大人と触れ合わせる

私は、学校以外の関わりを持たせたかったので、自分の友人やその子供などと、遊ばせたりしていました。

友人も不登校であることを知っていたので、将来的な話や為になる話をよくしてくれました。

母親の私では喧嘩になるのに、友人だと素直に話を聞いていたり、とても助かりました。

子供も親以外の大人の人の話を聞いて、いろいろ吸収したように感じました。

  • 自分(親)だと素直に話を聞いてくれない場合、友人や先生などの他の大人の人との関わりを持たせる。

その後の状態

子供は、無事高校へ進学し卒業できるまでになりました。

今は、不登校でも通える高校もあるので、その子に合った学校を見つけてあげれば大丈夫だと思います。

たまに、情緒不安定になることもありますが、徐々に良い方向へ向かっているので、今後も長い目で成長を見て行こうと思います。

まとめ

今回は、シングルマザーである私の経験談から

1人で子育てと仕事の両立をするのは大変であり

子供が不登校になり行き詰まった時の考え方についてお話しました。

子育ては、ほんと難しいです。

自分が思うようには、育ちません。

不登校は、数日で解決する問題ではないですよね。

ほんと長期戦になります。

うちは、3年間で落ち着きましたが、周りにもっと長い期間悩まされている方もいました。

ほんと、大変な期間でした。

子供達も悩んで苦しんでいるのも分かります。

親も同じように悩み苦しみます。

シングルマザーの方は、一人で抱え込まず周りの人を頼ることをおすすめします。

自分が潰れます。

私の経験が、参考になったら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
mamiru
2児のシングルマザー, 介護福祉士 劣等感が強く自分を変えたいという思いから30後半で、国家資格取得を目指す。 無事に合格! どうぞよろしくお願い致します。
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