こんにちは、まみるです。
私は、認知症グループホームで働いている介護福祉士です。
グループホームは、介護保険サービスの
「認知症対応型共同生活介護施設」になります。
認知症の高齢者の方が、家庭的な環境と地域住民との交流の下、5人から9人で共同生活を送りながら日常生活の介護や機能訓練を受け、能力に応じた自立した生活をするところです。
入居条件は

- 65歳以上の高齢者で、「要支援2~要介護5」の認定を受けている方
- 65歳未満の若年性認知症、初老期認知症と診断された、「要支援2~要介護5」の認定を受けている方
- 医師により認知症の診断を受けた方
- 施設と同じ市区町村に住民票がある方
- 集団生活に支障のない方
グループホームは、介護保険の中で市区町村が運営している「地域密着型サービス」に分類されています。
実際、どんな事をするの?

ユニット型といい、一人一人のお部屋があり、リビング,キッチン,トイレ,浴室がある施設の中で、9人が一緒に生活するところです。
利用者様(入居者)の主な1日の流れとしては、
7時 | 起床 |
トイレ | |
7時30分 | 朝食 |
10時 | お茶 |
トイレ | |
12時 | 昼食 |
トイレ | |
15時 | おやつ |
トイレ | |
入浴 | |
18時 | 夕食 |
トイレ | |
19時~ | 就寝 |
の流れを主として、生活します。
今までの生活を施設で行います。
生活の中で、利用者様が1人では大変な事を
介護職が、補助に入ります。
- 食事介助
- 食事後の口腔ケア(歯磨き)
- トイレ介助
- 入浴介助
- 着脱介助(着替え)
- 起床介助
- 就寝介助
- 薬の内服
などを行います。
しかし、利用者様がご自分で出来ることは、やって頂くスタイルです。
あくまで、補助,見守りです。
残存能力を残したまま、出来ること(今までやっていた事,洗濯物を畳むなど)は、やって頂きながら維持,継続できるように支援していきます。
今までしてきたこと・今できることです。
その他やること
レクリエーション
1日の生活の中で、活動時間もあります。
主の1日の流れの間には、
一緒に、季節に応じた飾りを作ったり、体操をしたり、散歩をしたり、ゲーム,出前,ドライブ,外食(感染症は配慮した上で)なども行います。
誕生日月には、誕生日会などをやったり、その月に応じたイベントもやったりします。
ここ数年は、コロナなどで出来ませんでしたが
お祭り,日帰り旅行なども実施していました。
リハビリ
理学療法士がいる施設などは、きちんとその利用者様に合った機能訓練が行えます。
理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれ、 ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。
歩行訓練など行ったり、高齢になるとどうしても衰えてしまう筋力など、理学療法士の指示の元、提案されたリハビリ法を介護職も利用者様と一緒に行い、筋力が維持できるよう支援もします。
認知症の特徴

認知症は、
- 今まで出来ていた事ができなくなってしまう
- 数分前の事を忘れてしまう
- 同じ事を繰り返す
- 怒りっぽくなる
- 自分の物を取られたと思ってしまう
- 徘徊
など、いろいろ症状はあります。
実際、介助,支援をしている側として
上に上げただけでは収まらない程の
いろいろな症状があります。
しかし、対応,支援の仕方で、利用者様の状態も変わり落ち着いた生活が出来るのも事実です。
グループホームの費用は

グループホーム(認知症対応型共同生活介護施設)の利用者様の負担は、介護保険の費用の1割です。
しかし、所得のある方の場合は、2割3割負担となる方もいます。
1割負担の場合、家賃、食事代などを合わせると、月10万~20万円程度かかります。
その他、初期費用(敷金など)、入居してからのオムツ類,理容代などもかかります。
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私は、グループホームで働いていますが、介護職として必要な知識が満載のメディアがあります。
訪問介護、通所介護などのお役立ち情報を掲載しているメディアです。
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https://caretasukeru.com/
けあタスケルは、現在業界最大級のメディアとなっています。
私は、グループホームで働いていますが、利用者様のご家族から他の施設について聞かれることがあります。
その時、私はまだ知識が浅く答えられない事がありました。
介護職として、知っておきたい知識も満載なので
ぜひ!ご覧下さい。
まとめ
認知症グループホーム『認知症対応型共同生活介護』は、認知症の方が生活するために必要な支援を受けながら生活をする施設です。
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介護職として、知りたい情報があったら業界最大級のメディアをご活用下さい。
私達、介護職もその時の利用者様の状態,症状に合わせ、支援の仕方を変えながら良い状態を維持できるよう支援しています。
参考になったら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。